肺がんについて

 肺癌(非小細胞肺がん)の放射線治療は主にリンパ節転移のない小さな腫瘍に対する定位照射(ピンポイント治療)と原発とリンパ節に対する化学放射線治療があります。定位照射は4-5回の短期で終了します。照射後は照射部位の再発やリンパ節に再発しないかをみていきます。化学放射線治療の場合は30回程度です。照射野が大きい場合は治療後の肺炎のリスクが高いので抗がん剤を先行して行う場合があります。多臓器に転移がある場合は全身治療が必要ですので抗がん剤による治療となります。治療中は呼吸苦、食道炎、皮膚炎などに対処していきます。照射後は肺炎の出現の可能性がありますので定期的に来院いただき、咳や38度を超える発熱に注意が必要です。照射後は画像により治療効果を評価しながら再発や転移がないかを確認します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加