脳腫瘍について

 脳腫瘍には脳細胞ががん化する原発性脳腫瘍と多臓器からの脳への転移があります(脳転移参照)。原発性脳腫瘍はいくつかの種類に分けられ神経膠腫は手術後の放射線治療、リンパ腫は抗がん剤後に照射となります。照射野が広くなる場合は脳幹や視神経を守るためIMRTで照射します。IMRTは正常臓器を避けて照射する方法です。準備に少し時間がかかります。頭部照射では頭を固定するお面を作ります。圧迫感はありますが、メッシュになっているため呼吸苦などはありません。照射回数は疾患によりますが、15から30回の平日毎日となります。全身状態が良好であれば通院治療も可能です。1回の照射は15分程度です。髪の毛は抜けますが、また生えてきます。治療効果が出てくるのはゆっくりですので治療中も痙攣などの脳神経症状の出現に注意が必要です。放射線治療後は定期的にMRIなどで画像評価していきます。

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